それは突然やってきました。インターネットに接続できず、無線ルーターのランプが赤く点滅していました。
わが家は IIJmio ひかりの IPoE オプションに Aterm WG2600HS という構成です。Aterm の ACTIVE ランプがゆっくりと赤点滅している状態になってしまいました。この状態は「IPv4 over IPv6 通信モードで一時的にインターネット通信ができないことを検知した」とのことです。
Gmail や YouTube には接続できるので IPv6 通信はできているようですが、IPv4 通信ができないようです。Aterm の管理画面に「PING テスト」という項目が用意されているのですが、これは問題ない、という状況でした。
こんな時はまず、無線ルーターの再起動です。
期待を込めて再起動してみたのですが、症状は改善せず、ACTIVE ランプの赤点滅は解消しません。当然、IPv4 サイトへも接続できません。
そんな時はフレッツ光のモデムの再起動です。
コンセントからモデムの電源を抜き、5分ほど時間をおいておもむろに再起動してみましたが、やはり改善しません・・・・。
さて、困りました。
携帯電話を使って IIJmio やらフレッツやら transix やらの障害情報を探してみましたが、それらしいものは見つかりませんでした。
IPv6 サイトには接続できるので、何かが故障しているわけではないと思うのですが、もしや無線ルーターが故障したんでしょうか?買い換えてみるしかない?それまでインターネットに接続できない、などなど・・・。
Aterm の管理画面をながめていると「初期化」 なるメニューを発見しました。無線ルーターの初期化なんて古い機種をオークションに出品する時くらいしか出番がないと思っていましたが、もう試せることは残っていないので最後の悪あがきとして無線ルーターの初期化を実行してみました。
無線ルーターの初期化を実行後、祈る気持ちで再起動が完了するのを待ちました。
するとなんと、ACTIVE ランプの赤点滅は解消し、緑点灯に変わりました。Firefox で IPv4 サイトにアクセスしてみると、ちゃんと表示できるようになっています。大成功でした。
というわけで、無線ルーターやモデムの再起動でも解消しない場合は「無線ルーターの初期化」で解消することもある、という教訓を得ました。