2021-01-10

Linux Mint 20.1 へアップグレードしてみた

 先日リリースされたばかりの Linux Mint 20.1 ですが、予想よりもだいぶ早くアップグレードが提供されました。さっそくアップグレードしてみました。

いつもはリリース後、2〜3 週間しないとアップグレードは提供されなかったので、のんびり待つかクリーンインストールするか悩み始める時期だったのですが、悩むことなくアップグレードしてみました。

全体としては 20 分くらいでしょうか。


Linux Mint の「アップデートマネージャー」自体に更新が配信されたので、もしやと思い更新を適用してみたところ、やはり Linux Mint 20.1 へのアップグレードが提供されていました。

画面の指示にしたがって、右下の「進む」ボタンを押していきます。




ここまでくるとパスワードの入力を求められ、いよいよアップグレードが始まります。

まずは必要なパッケージのダウンロードからですが、これまでに指定していたミラーリポジトリは使用されず、Linux Mint と Ubuntu の本家リポジトリからダウンロードされるようになっていました。

ダウンロードが終わるとインストールフェーズになります。


あれ?インストールフェーズが終わったのに、またダウンロードフェーズが始まりました。あっという間に終わってしまったので、何をダウンロードしていたのかはスクリーンショットを取れませんでした。


これでダウンロードとインストールは完了です。

アップデートマネージャーのソフトウェアソースはやはり本家に戻っていました。

いつも通り、日本の近場にある転送速度の速いミラーサイトに設定し直しました。

本来はこの後に PC を再起動することでアップグレードが完了するのですが、今回は一つだけアクションが必要です。

How to upgrade to Linux Mint 20.1

以下のコマンドを端末から実行します。

apt install usrmerge


これで準備は整いましたので、いざ PC を再起動してみます。


以下の通り、Cinnamon 4.8 が搭載された Linux Mint 20.1 が完成しました。