先日リリースされたばかりの Linux Mint 20.1 ですが、予想よりもだいぶ早くアップグレードが提供されました。さっそくアップグレードしてみました。
いつもはリリース後、2〜3 週間しないとアップグレードは提供されなかったので、のんびり待つかクリーンインストールするか悩み始める時期だったのですが、悩むことなくアップグレードしてみました。
全体としては 20 分くらいでしょうか。
Linux Mint の「アップデートマネージャー」自体に更新が配信されたので、もしやと思い更新を適用してみたところ、やはり Linux Mint 20.1 へのアップグレードが提供されていました。
画面の指示にしたがって、右下の「進む」ボタンを押していきます。
ここまでくるとパスワードの入力を求められ、いよいよアップグレードが始まります。
まずは必要なパッケージのダウンロードからですが、これまでに指定していたミラーリポジトリは使用されず、Linux Mint と Ubuntu の本家リポジトリからダウンロードされるようになっていました。
ダウンロードが終わるとインストールフェーズになります。
あれ?インストールフェーズが終わったのに、またダウンロードフェーズが始まりました。あっという間に終わってしまったので、何をダウンロードしていたのかはスクリーンショットを取れませんでした。
これでダウンロードとインストールは完了です。
アップデートマネージャーのソフトウェアソースはやはり本家に戻っていました。
いつも通り、日本の近場にある転送速度の速いミラーサイトに設定し直しました。
本来はこの後に PC を再起動することでアップグレードが完了するのですが、今回は一つだけアクションが必要です。
How to upgrade to Linux Mint 20.1
以下のコマンドを端末から実行します。
apt install usrmerge
これで準備は整いましたので、いざ PC を再起動してみます。
以下の通り、Cinnamon 4.8 が搭載された Linux Mint 20.1 が完成しました。