REGZA は HDD を XFS という形式でフォーマットするため、デフラグするには Linux 機に HDD を接続する必要があります。xfs_fsr コマンドでデフラグ可能です。
この HDD は 2011年に購入し、2017年あたりに一度デフラグしたのですが、当時は USB 接続だと USB 2.0 での接続であったため転送速度不足でかなり時間がかかってしまい、Linux Mint 機の PC ケースを開帳して直接 SATA で接続しないと途方もない時間がかかってしまいました。
ちなみに HDD の容量は 2TB です。
今回はちょっと状況が変わり、Linux Mint 機のマザーボードが更新されたため USB 3.0 が使えるようになっており、USB 3.0 に対応した外付け HDD ケースを用意してデフラグに臨みました。
ちなみに今回用意した HDD ケースはこちらです。
Inateck 2.5/3.5インチ USB3.0 HDD外付けケース SATA(SATA-I/II/III)にサポート UASP超高速データ転送モードに対応 アルミ製
posted with amazlet at 20.02.11
Inateck
売り上げランキング: 46,491
売り上げランキング: 46,491
デフラグ開始前にどれくらい断片化が進んでいるかを確認してみます。確認用のコマンドはこんな感じです。
xfs_db -c frag -r /dev/sdc1
画面コピーを取得し忘れてしまいましたが、当然ながら断片化率は 99% でした。録画に失敗するわけです。
ということで、さっそくデフラグ開始です。デフラグ用のコマンドはこんな感じです。
xfs_fsr -v /dev/sdc1
-v オプションを指定することをオススメします。デフラグが進んでいる様子がコンソール上で確認できます。
USB 3.0 接続で高速化されたと言え、完了するまでには 14時間ほどかかりました。録画予約が入っていない時間帯で、外出する時なんかに実行するしかないです。
それにしても、ino=2798528 なんてスゴイですね。エクステントが 3133個にも膨れていたのがキレイに 1個に整理されています。
外付けケースが手に入ったので以前よりは気軽にデフラグできるようになったことですし、年に 1回はデフラグしないとダメですねぇ。