LMDE 6 の Fcitx5 を 5.0.21 から 5.1.10 へバージョンアップしてみました。
Debian 12 の bookworm-backports に配信されているのをたまたま発見したのです。
インストールは以下のコマンドで実施しました。
apt install -t bookworm-backports fcitx5
インストール後の反映はログアウト or PC 再起動になります。
おや?
変換機能は問題なさそうですが、変換候補のウィンドウの見た目がなんかバージョンアップ前と違っているのに気づきました。
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変換候補ウィンドウのウィンドウ枠がなくなった!? |
こんな時は Fcitx5 の設定画面を確認してみましょう。
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なんか右側のプラスボタンとかのデザインが変わってる!? |
なんか各設定項目の右側にあるプラスボタンのデザインがバージョンアップ前から変わっているような気がします。
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見慣れぬ「アクセントカラー」なる設定項目 |
テーマの設定画面を上から下まで眺めてみたのですが、一番下に「アクセントカラー」なる見慣れぬ設定項目を発見しました。「Input Panel Border」なんてかなりビンゴっぽい設定項目がありますが、怖くて設定変更できませんでした。
設定画面の途中に「〜ボーダー」がいくつかあり、軒並み「ゼロ」が指定されていたので「1」に変更してみたのですが、残念ながら効果はありませんでした。
勇気を出してみた
既存の設定を壊したくない思いが強かったのですが、日本語入力のたびにウィンドウ枠がないままだとなんかモヤっとしたままになってしまうので、勇気を出してテーマ設定を Fcitx5 のデフォルト値に戻してみることにしました。
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ウィンドウ枠が復活!! |
作戦は成功です。ウィンドウ枠が復活しました。
そして、自分用のカスタマイズを再度適用してみました。
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自分用の再カスタマイズ |
これでおおよそバージョンアップ前と同じような外観に復旧できました。
テーマの設定値を見てみると、ボーダーが「2」と設定されていました。「1」だと枠が表示されずに「2」だと表示されるんですかね。
ということで無事にバージョンアップ対応は完了しました。