QNAP のスタンバイモードを有効にしているのですが、HDD がスタンバイに突入した途端に再びスピンアップする事象と戦っています。
これまでの経緯
以前にこちらに記載したのですが、「通知センター」という機能が原因かと思ってこの通知センターを無効にしてみたのでした。
通知センターを無効化しても症状は解消しなかったため、犯人は通知センターではなかったようです。
振り返ってみると、QNAP のファームウェアを更新して QTS 5.1 に上げてからよく発生するようになったかもしれません。
次に試してみたこと
他にも絶対に気になっている人がいるはずだと思い、いろいろと調べてみたところ「S.M.A.R.T. ポーリング時間」が関係しているのかもしれない、という情報にたどり着きました。
とりあえず試してみます。
まずは現状のスタンバイモードの設定を確認してみます。
15分間、HDD へのアクセスがなかった場合にスタンバイモードになるように設定されていました。デフォルト値から変更したかは覚えていませんが、まあ妥当な設定値かなと思いました。
続いて、問題の「S.M.A.R.T. ポーリング時間」の現状値を確認してみます。
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なかなかわかりづらい場所にある |
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デフォルト値は 5分おきの模様 |
けっこうわかりにくい場所にあります。「コントロールパネル」「ストレージ&スナップショット」「ディスク」と進み、画面右上の歯車アイコンをクリックするとようやくたどり着けます。
デフォルト値は「5分」でした。
果たして、S.M.A.R.T. 情報を取得するとスタンバイモード中の HDD がスピンアップを始めるのかは定かではありませんが、この値を長めに変更してみます。
入力欄にマウスカーソルを置くと吹き出し情報が表示され、それを見ると指定可能な最大値は「60分」ということでした。ここは最大値の 60分を指定します。
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最も長い60分に変更 |
ちょっとこの状態で様子を見てみることにします。
でもなんか、今までは 5分おきに S.M.A.R.T. 情報を確認していたのに 15分無アクセスを検知して HDD がスタンバイモードに移行できていたので、「S.M.A.R.T. ポーリング時間」は関係ないような気もしますが・・・・。