GIGABYTE の B450 AORUS M というマザーボードを使っているのですが、久しぶりにこのマザーボードの BIOS をアップデートしてみました。
アップデート前は 2019年 5月にリリースされた F32 というバージョンの BIOS でした。これを 2020年 8月にリリースされた F51 というバージョンまでアップデートしてみます。
F51にアップデートするためには、まず F40 というバージョンにアップデートするひつようがあります。その後は間のバージョンを飛ばして F51 までアップデート可能なようです。
まずは Linux Mint の「USB メモリフォーマッタ」 で USB メモリーを FAT32 でフォーマットします。そこにダウンロードした BIOS の ZIP ファイルから「B450AORM.F40」というファイルと「B450AORM.F51」というファイルを USB メモリーに格納しておきます。
USB メモリーを挿したまま PC を再起動し、BIOS の起動画面が表示されたら「Endキー」を押すと Q-Flash という BIOS アップデートのための専用画面が起動されます。
まずは USB メモリーに格納しておいた「B450AORM.F40」を選択して、BIOS アップデートを開始します。そんなに長くはないけど、一瞬で終わる感じでもない微妙な時間がかかります。じっと待ちます。
アップデートが終わると自動的に PC の再起動が始まります。いつも通りに「ピッ」と BIOS の起動音がするものの、いつも通りの BIOS 起動画面がなかなか表示されません。「BIOS アップデートに失敗したかなぁ・・・」と心配になりつつもじっと待ちます。
お!ついに BIOS 起動画面が表示された、と思ったら再び PC が再起動され、またもや「BIOS アップデートに失敗したかなぁ・・・」と思っていたら、今度はいつも通りに BIOS 起動画面を通過し、Linux Mint を起動するための GRUB メニューまで進みました。
成功のようです。
このまま突き進みます。さっきの手順を繰り返し、今度は「B450AORM.F51」というファイルを選択します。
一度経験しているため、ドキドキはしますがアップデート完了後になかなか BIOS 起動画面が表示されないことや、BIOS 起動画面が表示されてもすぐにまた PC が再起動してしまうことには動じなくなりました。
成功のようです。
Linux Kernel の更新とかは Timeshift があるので、何も考えずにというか、あまり心配せずにお気軽に更新できてしまうのですが、BIOS アップデートだけはドキドキしてしまいます。