前日の寝る前に Android なスマートフォンを充電しておいたのに、翌朝にはバッテリーの残量が 80% くらいまで減っているようになりました。
心当たりがなくはないのですが、改善せねばと重い腰を上げてみました。
まず現状ですが、赤枠の部分が問題の箇所です。100% 近くまで充電していたにも関わらず、数時間後には 80% あたりまで減っています。
最近、自宅の無線 LAN ルーターを交換していて、以前はタイマーで夜になると Wi-Fi を無効にするような使い方をしていました。翌朝になるとまたタイマーで Wi-Fi が有効化されます。
新しい無線 LAN ルーターでもこの機能は使えるのですが、有効化していなかったので一日中 Wi-Fi の電波は発信された状態です。
恐らくこれが原因で Wi-Fi 接続中だとバックグラウンドでいろいろ通信しているのではないかと思われます。
しかし、一般家庭ではむしろこの一日中電波が発信された状態の方が多いのではないかと思い、別な原因があるのではないかと思って探ってみました。
まず試したのが「画面設定」の「明るさの自動調節」を OFF にする、という対策です。結果から言うと効果がありませんでした。
ワタシが使っているのは Xperia X Performance(SOV33)なのですが、この機種に限った不具合?のようで、OFF にするとバッテリー消費が改善されるという情報があり、試してみたものの残念な結果でした。
やはり、毎晩寝る前に無線 LAN ルーターの Wi-Fi 電波を止めるのがベストかと思ってきたところ、「モバイルデータ通信」を OFF にするとか「機内モード」にするというバッテリー消耗対策があることに気付きました。
この時に初めて知ったのですが、「モバイルデータ通信」を OFF にしても電話や SMS は使えるんですね。てっきり電話もできなくなるものだと思っていました。「機内モード」だと電話も使えなくなるそうで、仕事柄、夜間に電話を受けられないと困るので、せいぜい「モバイルデータ通信」を OFF にするところまでかな、と思いました。
さて、ここまで調べたのですが、自宅で夜間に「モバイルデータ通信」を OFF にしたとしても、昼間にスマートフォンを持ち歩いている時には効果がない、ということに気付きました。
夜間に「モバイルデータ通信」を OFF にするのは真の解決策ではないな、と。(というか、毎日 ON/OFF を切り替えるのって面倒じゃない?他にないの?)
ということで、「アプリのデータ使用量」で何かしら通信しているアプリがリストアップされているので、片っ端から「バックグラウンドデータ」を OFF にしてやりました。
Gmail や LINE も「バックグラウンドデータ」は OFF にしています。この状態で LINE のメッセージはちゃんと届きました。Wi-Fi で接続していてもモバイルデータ通信でもどちらも大丈夫でした。
なんか「バックグラウンドデータ」の説明を見ると「モバイルデータの使用を・・・」と書かれているので、 Wi-Fi は関係なさそうですね。
でもまあ、これで今晩の様子を見てみることにします。
(そして、翌日)
会心の一撃でした!!
前の日に 100% まで充電して翌朝を迎えてみると、バッテリーの残量は 97% でした。バッテリーの減りに悩んでいる方はお試しあれ。
(後日談)
やはり寝てる間にバッテリー残量が減ってしまうので、「スリープ時の Wi-Fi 接続」を「接続を維持する」から「接続を維持しない」に変更することで解消しました。
ただし、スリープから復帰する度に Wi-Fi を再接続するので接続完了まで少し待つ必要があります。