2020-05-22

nifty の「v6プラス」に再挑戦(そのニ)

調達した新しい無線 LAN ルーターが届いたので、さっそく「v6プラス」に再挑戦してみました。

調達したのはわが家の定番 Aterm の WG2600HS です。



とりあえずそのまま設置・結線を済ませ、管理画面から Aterm の動作モードを「v6プラス」に変更してみました。


 ちょっと画面コピーを取得し損ねてしまったのですが、「IPv4接続状態」が「IPv4インターネット未接続」となっていまいました。nifty の契約は「v6プラス」の状態です。
※こちらの画像は対応完了後に取得したので「v6プラス」で接続できてしまったあとです。

この状態では IPv6 なサイト、例えば www.google.com などにはアクセスできますが、www.yahoo.co.jp などの IPv4 なサイトにはアクセスできませんでした。


また、かすかな期待を込めてひかり電話ルーター「RV-S340NE」を再起動してみたのですが、残念ながら結果は変わらずでした。



実は下調べはしてあって、ひかり電話ルーターなどの「ホームゲートウェイ」のルーター機能を活かしている場合は nifty の契約は「v6プラス」が必要で、今回のように「ホームゲートウェイ」ではない無線 LAN ルーターを使用する場合には nifty の契約を「IPv6接続オプション」に変更しないといけないようなのです。

これってちょっと時間がかかりそうだし、いったん IPv4 しか使えなくなってしまうんじゃないかと思い、だいぶ躊躇していました。

しかし、無線 LAN ルーターも新調してしまっているので、もう前に進むしかないと思い、思い切って「IPv6接続オプション」 の契約を Web 上から申し込んでみました。


なんと、「すでに申込みが完了している」というエラーメッセージが返ってきました・・・。


そうすると、もうあれしかない。


「v6プラス」の解除を申し込んでみました・・・。

この画面上では「IPv6接続オプション」は残って使える、という説明です。ちょっと安心しました。あとはどれくらいの日数で対応してくれるかですね。


そんな心配をよそに、Web 上で解除を申し込んだ 2〜3分後には「【@nifty】「v6プラス」解除受付通知」 という受付完了メールが届きました。恐ろしく速くてビックリしました。システム化されてるんですね。

なお、設定変更が終わると完了通知メールが届くということでした。



さすがに実際の設定変更まではシステム化されていないだろうから何日か時間がかかるものと思い、翌朝に取り忘れた「v6プラス」で接続できていない画面コピーを取ろうと Aterm の動作モードを再度「PPPoEルーター」から「v6プラス」へ変更したところ、画面コピーのように「v6プラス」での接続が完了してしまった、という状況です。

ちなみに、PPPoE では ID とパスワードをルーターの管理画面から入力しますが、v6プラスの場合はこれが不要です。

朝の 9時過ぎには「【@nifty】「v6プラス」解除完了通知」というメールが届来ました。システムの設定変更も機械化されているんでしょうね。驚きです。


そんなこんなで、意外とアッサリと「v6プラス」というか IPv4 over IPv6 な環境に移行できました。IPv4 なサイトの表示がサクサクです。JRA のトップページなんてサクサクです。

Android から Wi-Fi 経由でのアクセスもサクサクで、ちょこちょこ配信される LINE の広告的なトークとかがサクサクでビックリしました。

IPv6 についてはスピードアップは想定していませんでしたが、すでに IPv6 化されている Web 版の Gmail もサクサクになったので、これは Aterm に搭載されている「IPv6 High Speed」の効果かもしれません。