2020-01-04

(Linux)Firefox のメモリー使用量をなんとかしたい

Linux Mint で Firefox を愛用しています。どんどん高速化されている Firefox ですが、メモリー使用量も増加しているような気がします。
結論から言うと、「Auto Tab Discard」という拡張機能に落ち着きそうです。

まずは「設定」 「パフォーマンス」「コンテンツプロセス数の制限」を規定値の 8 から 4 に削減してみました。ちなみに Firefox 71.0 です。

これはある程度効果があるようですが、やはり使い続けているとどんどんメモリー使用量は増加してしまいます。



次に「about:config」から「browser.cache.memory.enable」を「false」に変更してみました。「browser.cache.memory.capacity」を規定値の「-1」から「10240」に変更するとやや Firefox のメモリー使用量が削減されたような感じがしたので、思い切ってメモリー上のキャッシュを使用しない設定にしてみました。

ちなみに、「-1」 では自動設定で 32MB がキャッシュとして用意され、「10240」は 10240KB = 10MB となります。

ところが、browser.cache.memory.enable=false ではメモリーキャッシュが無効とならないようで、browser.cache.memory.capacity=0 でメモリーキャッシュが無効となりました。

さすがにメモリーキャッシュなしだと動作がスムーズではなくなったので、これは止めました。



ということで、これはもう 1時間おきくらいに Firefox を再起動するしかないかとあきらめかけたのですが、あまり使いたくなかった拡張機能に手を出してみました。

そして見つけたのが「Auto Tab Discard」という拡張機能です。

以前に Google Chrome を使っていた時にも似たような拡張機能を使っていましたが、この拡張機能は Firefox と Google Chrome の両方に対応しているようです。

非アクティブなタブが指定した条件を満たすとと自動的に省エネモードに変更してくれるので、Firefox のメモリー使用量をある程度までしか膨れないように制限できます。

ちょっとだけ気に入らないのが、非アクティブなタブを選択すると自動的にページを再描画?してしまう点です。メモリー上のキャッシュを活用しているのか、インターネットに再度アクセスしているのかわかりませんが、タブを選択しただけでは何もアクションしてくれない方が良いかと思います。