2019-05-18

電力自由化後の初請求

2019年3月に電力自由化で東京電力から地元ガス会社の電力に切り替えました。4月分の請求額が出たので東京電力と比べてどうなったのかを確認してみました。



東京電力と比べるためには東京電力時代の請求情報が必要なのですが、これを探すのにちょっと時間がかかってしまいました。

ガス会社からの4月分の請求は310kWhで8,900円ほどでした。 「ん?あんまり安くないんじゃない?」というのが初見の時の感想です。

さて、東京電力時代はどうだったかを確認してみると、298kWhで8,300円くらい、340kWhで9,500円くらいでした。 なんでしょう、この微妙な感じは?


ということで、ガス会社の請求額を詳しく確認してみると、3段料金に疑問を感じました。3段料金は1kWhあたり 27円のはずなのに、請求額が800円ほどでした。310kWh - 300kWh = 10kWhなので、3段料金は270円では?
※ちなみに東京電力では3段料金は1kWhあたり30円です。

これはおかしいと思い、ガス会社のコールセンターに(生まれて初めて)電話してみました。



これまでの他業種のコールセンターを含めて最速の反応速度で、2コールくらいでオペレーターさんが出てくれました。この点は最高です。

そして、問い合わせた経緯と確認して欲しいことを伝えたところ、電力担当者に確認が必要ということでコールバック待ちとなりました。



15分ほどで電力担当者からのコールバックがあり、3段料金のみ日割り計算でない、ということが理由だそうです。(どういうこと?)

3月に東京電力からガス会社の電力に切り替えたため、ひと月分ではなく28日分で請求を行っており、今月のみ日割り計算が発生している。(はいはい、了解)

1段料金と2段料金は日割りで28日分を算出している。(はいはい、了解)

3段料金は日割ができず、月間使用量の310kWhから1段使用分と2段使用分の日割りを引いた分で計算しているため、3段料金の対象は30kWhとしている。(どういうこと?)

「3段料金は300kWhを超えた10kWhが計算対象となるのではないですか?」と聞いてみたものの「日割りが発生した場合のみ先ほど説明した計算内容となるので、計算が間違っているわけではありません」ということでした。



まったく理解できない仕組みでしたが、計算が間違っていたわけではないことが確認できたので引き上げました。不思議な計算方法が適用されるのは移行時の1回のみで、毎月不思議な計算が続くわけでないとわかったのでまあいいかな、と。

もしかして、3段料金(300kWh)に突入する客は少数派なんでしょうかね?