2018-05-25

LinuxベースのルーターやNASに感染するマルウェア「VPNFilter」

VPNFilterと呼ばれるルーターやNASに感染するマルウェアが出回っているそうです。

LinuxベースのルーターやNASに感染するマルウェア「VPNFilter」、54カ国50万台に感染か、Cisco Talos報告




LinuxベースのNASとしてはわが家でも使用しているQNAPでの感染例があるそうです。5月8日にTS-219P+向けにファームウェア(4.3.3.0546 build 20180504)が公開されていますが、変更点を見る限りはこのVPNFilter対応ではなさそうです。

ルーターも気になったので久しぶりにAtermのサイトに行ってファームウェアの更新状況を確認してみたところ、WG1800HP2向けに1.0.15というバージョンが4月12日に公開されていましたが、こちらも無線LANの安定度向上ということで、VPNFilterへの対応ではないようでした。


VPNFilterは機器の管理者用パスワードを工場出荷時のデフォルト値のままにしていると感染しやすいとのことです。デフォルト値のままの方は今すぐ管理者用パスワードを変更して、マルウェアに感染しないようにしておきましょう。