2018-05-26

Linux Mintでサスペンドから復帰するとLANが不通になってしまう

ここ最近、Linux Mint 18.3をサスペンドから復帰させると有線LANが不通となってしまうようになりました。

エラーメッセージとしては「LANケーブルが挿されていないようだ」というものです。




PCを再起動すると有線LANが使えるため、LANケーブルの接続の問題ではないと考えました。さて、何がダメなのかと思い返してみると、最近Linux Kernelを4.15に変更したな、と思ったわけです。

そこで、Linux Kernelをいろいろと差し替えてどのバージョンがダメなのかを確認してみました。


Linux Kernel結果
4.15.0-22NG(有線LANが使えないまま)
4.15.0-20NG(有線LANが使えないまま)
4.15.0-15NG(有線LANが使えないまま)
4.15.0-13NG(有線LANが使えないまま)
4.13.0-43大NG(ロック画面のままマウスもキーボードも使えない)


個人的には4.15の若いバージョンとか4.13では問題なくサスペンドから復帰しても有線LANが使えるのではないかと予想していたのですが、試してみた範囲では全てのKernelバージョンで有線LANが使えない状態になってしまいました。

一番ビックリしたのは4.13.0-43ですね。サスペンドから復帰はするのですが、ロック画面 でパスワードを入力しようにもマウスもキーボードも操作不要となってしまい、強制的にPCを再起動するしかありませんでした。

Terminalからifconfig down/upしても復活しないので、いったんあきらめました。しばらくはPCのシャットダウンで回避し、新しいKernelがリリースされたらまた検証してみます。
※あ、もうすぐLinux Mint 19がリリースされる時期でしたね。