Android の「開発者向けオプション」はちょっとマニアックな設定をしたい場合に使う機能です。
きっかけ
何がきっかけで開発者向けオプションを調整しようと思ったのかを忘れてしまったのですが、ようやく思い出せました。こちらがきっかけでした。
【LMDE】TCP 輻輳制御アルゴリズムに BBR を指定してみた
Android も Linux なので、「開発者向けオプションの中に BBR へ変更できるようなオプションが用意されているのでは?」と思ったのでした。
やってみた
結論としてはそういったオプションはありませんでした。ちなみに Android 9 です。
「そうかぁ、ないのかぁ」と思いながら、過去に設定した?開発者向けオプションが気になりだしました。
まずは「モバイルデータを常に ON にする」を off にしてみました。
元々が on だったのか、自分で on に変えたのかは不明ですが、説明を読むと「Wi-Fi がつながっていてもモバイルデータが有効になる」ようです。果たしてこれはどういった時に役立つのかと自問自答した結果、off にしてみよう、ということになりました。
次は「GPUレンダリングを使用」を off にしました。
このオプションも改めて内容を確認してみると CPU が弱いスマートフォンで効果があるような感じでした。ワタシのスマートフォンは Snapdragon 835 というチップが搭載されており、当時はハイエンドだったようです。ですので、なんとなく off にしてみました。
最後は「4x MSAA を適用」を on にしてみました。
スクリーンショットでは off になっていますが、これはスマートフォンを再起動するとリセットされてしまうオプションだからです。on にした直後は「あ、なんか Twitter の文字がキレイになってるかも」と思っていたのですが、再起動後も「あ、やっぱり文字がキレイかも」と思っていたのでプラシーボ効果だったようです。
ちなみに「HW オーバーレイを無効」はただいま on にしてお試し中です。
一番効果が数字としてわかりやすいのは「モバイルデータを常に ON にする」を off にした結果でしょうか。夜間のバッテリーの減り具合が改善された気がします。
(右下に下がっている線の角度が緩やかになった気がします)
というわけで、結局はどれもあんまり目に見える効果はなさそう、という結論となりました。