GIGABYTE の B450 AORUS M の新しい BIOS が公開されていたのでアップデートしてみました。
F65b というバージョンが 2023年 9月 21日に公開されていました。セキュリティ脆弱性への対応がメインのようです。
BIOS ファイルをダウンロードし、zip 形式であるため伸張して中身を取り出しておきます。今回は「B450AORUSM.F65b」というファイル名でした。
これを FAT 形式(または FAT32 形式)にフォーマットした USB メモリーに格納し、PC を再起動させて BIOS 更新画面を呼び出します。
なんかやたらとモッサリ動くカーソルをマウスで操作しながら更新開始ボタンを押すと、BIOS の更新処理が始まります。
ボチボチな時間がかかるので、時間と心にゆとりのある時に行うのが良いと思います。10分くらいは画面の前でじっと待っていた感じです。
更新が完了すると PC を再起動するのですが、更新完了後の初回起動は BIOS の起動にやたらと時間がかかるので「え?BIOS 更新が失敗した?」といつも心配になってしまいますが、失敗したことは(ワタシは)ありません。
GIGABYTE だけなのかはわかりませんが、BIOS 更新後は BIOS の各種設定項目がデフォルト値に戻ってしまうので、そのまま PC を起動して使い始めず、一度 BIOS 設定画面に進んでいつものように BIOS を設定し直してからもう一度 PC を再起動させてから OS を起動させています。
この、BIOS の設定変更後もいつもより BIOS の起動に時間がかかるので、ここもまた心配になってしまうポイントです。
というわけで、振り返ってみると特に問題もなくアッサリと BIOS の更新は完了してしまいましたが、一点だけプチトラブルがありましたね。
LMDE に付属の「USB メモリーフォーマッター」で USB メモリーをフォーマットしたはずなんですが、以前の領域が削除されていただけで、フォーマットはされていませんでした。半分しか仕事をしてくれないユーティリティですね。
仕方がないのでこれまた LMDE に付属の「ディスク」ユーティリティを使って未フォーマット領域を FAT 形式でフォーマットし、無事に BIOS ファイルを格納できています。