2023-09-13

自宅のインターネット回線が使えなくった

ある日の夕方、事件は夕食後ののんびりタイムに起きました。

事件の当日

忙しい平日の夕食が終わり、夕食後の後片付けも終えて「艦これ」のイベント海域に出撃しようとしたところ、通信エラーになってしまいました。

単発の通信エラーであればちょいちょい起きるのであまり気にしないのですが、頻繁に「艦これ」の通信エラーが発生します。Firefox からの他のウェブサイトへのアクセスもタイムアウトやら通信エラーになってしまいます。

まったく使えいないわけではなく、20秒ほど通信できる状態があり、そこを過ぎると 1分ほど無通信状態になってしまい、これを延々と繰り返しているような感じです。

 

こんな時は Twitter で情報収集です。

 

そうすると、障害情報が見つかりました。さすが Twitter です。フレッツ光のビル設備?の故障が夕方から発生しているようで、特定の地域のみ通信に支障が出ているようでした。これは復旧するまで待つしかなさそうです。

この時に初めて理解したのですが、VDSL モデムの前面に「VDSL」というランプがあり、通信できる時は緑点灯なんですが、タイムアウトになる時はランプが緑点滅になっていました。なるほど、そういう役目のランプだったんですね。

 

そして 21時 30分頃にフレッツ光の障害情報で「復旧」の記載が追加されたため「わが家も復旧しているに違いない」ということで試してみると治っていないではありませんか。

「そうか、VDSL モデムを再起動する必要があるんだね。障害時はお決まりの復旧手順だね。」

コンセントから VDSL モデムの電源ケーブルを抜き、3分ほど待ってから挿し直しました。いろんなランプがだんだんと緑点灯の ready 状態に変わって行きます。

「お、VDSL ランプも緑点灯だ、これは行けそう。」

「おや?またダメだ。点滅し出した。」

しばらく様子を見ていましたが、復旧の気配がないのでこの日はあきらめました。


事件の翌日

VDSL モデムの再起動では復旧しなかったので、マンションの VDSL 集合装置を再起動しないといけないのではと思い、朝に管理人さんが来たタイミングで相談してみたところ、他の人もインターネット回線が使えないと相談があったそうです。集合装置の再起動のことを相談してみたところ、サッパリ伝わらなかったようで管理人室に入れてもらって壁のパネルとかを開けてくれたのですが、集合装置っぽいものはありませんでした。

管理人さんでは対応できなそうなので、これはもう NTT に連絡するしかないと思ったのですが、116 が電話を受け付けるのは朝 9時からでその時間は仕事に出ているのでワタシは対応できず、管理人さんに電話をお願いしたみたのですがサッパリ伝わっていないのであまり反応が良くなく、そうこうしていたら先に相談していた人が電話するよと言ってくれたので託して仕事に向かいました。

 

帰宅後、自宅の VDSL モデムのランプを確認してみると、残念ながらまだ点滅状態でした。今朝に NTT への電話を託した人は不発であったか、とちょっと落胆していました。

管理人さんと話ができるのは明日の朝なので、自分でできることとしてプロバイダーのサポートに連絡してみることにしました。有人のチャットサポートで応答があったのですが、いかんせんインターネット回線が不安定な状態なのでお互いイライラしながらのやり取りでした。

最終的には「チャットだとこれ以上の会話が難しいので明日に技術担当からそちらに電話する」 ということになりました。ごめんね。

 

その後、今朝に NTT への電話を託した人と連絡が付き、なんと明日の午後に NTT の人が様子を見に来てくれることになっていたそうです。すばらしい。

 

NTT が来た

午後に来ると言っていた NTT の人が午前中のうちに来てくれたそうです。しかもその場で VDSL 集合装置を交換してくれたそうで、そこからインターネット回線は超安定したとのことでした。

個人的には「あぁ、これは機器の交換が必要ですね。週明けに交換部品を持ってくるので少し待っててください。」 というオチを予想していたのですが、良い方向に急展開してくれてビックリでした。

帰宅後に快適になったインターネット回線を試してみようとだいぶ久しぶりに回線速度の測定をしてみました。

上り 30Mbps は新記録

VDSL なので下りは 100Mbps に届かないくらいが規格の上限で、上りはもっと遅いのですが 30Mbps という新記録を叩き出していました。以前は 15Mbps くらいだったと思います。新しい機器はスゴイですね。


そう言えば

以前からたまに通信エラーになることがあり、やはり 1分ほど待つと自然に回復するということがありました。これは transixのセッション数制限に引っかかっていることが原因だと思っていたのですが、今回の経験を踏まえると VDSL 集合装置の問題であったような気がしてきました。

犯人は transix の IPv4 NAT セッション数制限であったか

 

いま読み返すと納得しかありません。最後の締めくくりとして「もう打つ手がない」と書かれていますが、想像もできない「VDSL 集合装置の機器交換」が解決策だったんですね。勉強になりました。

世界が IPv6 だけに移行されてしまえば大丈夫だったんですけどね。