自宅の QNAP のファームウェアを 5.0.1 から 5.1.1 に更新してみました。
5.1.0 はベータ版やら RC 版まで準備されるくらいなので、けっこう大きな変更があったんだと思い、5.1.0 の正式版がリリース後に次のアップデートが出たら更新しようと思っていました。
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5.1.1 が 2023年 8月 21日にリリースされた |
2023年 7月 25日に QTS 5.1.0 がリリースされ、翌月の 2023年 8月 21日に QTS 5.1.1 がリリースされています。今回は QTS 5.0.1 から QTS 5.1.1 へと更新しました。
更新自体は正常に終了しました。
5.1.1 のリリースノート自体は 5.1.0 から修正がほとんどなので、あまり変更点はなさそうに見えますが、5.1.0 のリリースノートにはたくさんの変更点が記載されています。
Samba の SMB マルチチャンネルが使えるようになったり、App Center でのアプリ更新を時間指定でできるようになっているようです。あとは FileStation が高速化されているようです。
ということで File Station を少し触ってみましたが、高速化されているのかわかりませんでした。
フォルダー内に画像ファイルとか音声ファイルなどのマルチメディア系のファイルが置いてあると一生懸命にサムネイルを作成しようとしているようです。これは逆に動作が重たくなりそうなのでオプション画面から「マルチメディア再生、ストリーミング、サムネイル表示に対応」を off にしてしまいました。
あとはコントロールパネルを眺めていたら NTP サーバーがデフォルトの pool.ntp.org だったので、日本の ntp.nict.jp に変更してみました。これはまあ、好みの問題です。
あまり変わったという感触はありませんでしたが、悩まずに更新してしまっても良いのではないでしょうか。
それよりも QNAP だけが SSD ではなく HDD を使っている状況なので、起動の遅さとかそっちの方が気になってきました。2TB の SSD が 1万円とちょっとで買えるようになってきているので、4ベイモデルとかにすれば RAID-5 を組んでもある程度の容量が確保できそうですね。