Debian 11 ベースの LMDE 5 に amd64-microcode というパッケージのアップデートが配信されたので適用してみたのです。
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2023年 7月 19日版が早くも配信されてビックリ |
旧バージョンは 2019年 12月 18日版で、新バージョンは 2023年 7月 19日版とだいぶ差があるように見えます。
LMDE には Debian の backports リポジトリが搭載されているのですが、手動でインストール指示をしない限りは反映されません。この amd64-microcode というパッケージは自動で配信されたので backports ではないんだな、と思いました。
(パッケージ名でもわかりますね)
さて、そんなことを考えていると「microcode と言えば、firmware もあったよな」と思い立ち、Synaptic で firmware の backports の有無を確認してみました。
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2023年 2月 10日版の backports があった |
すると、firmware-linux というパッケージに 2023年 2月 10日版の backports が配信されているのを確認できました。
Ubutun ベースの Linux Mint だとこういったバックポート関連もアップデートマネージャに自動で配信されるのですが、Debian ベースの LMDE では手動インストールするしかないようです。(ワタシが自動インストールの方法を知らないだけかも)
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インストール指示を出すと関連パッケージもアップデート対象になる |
それはさておき、amd64-microcode と firmware-linux のアップグレードは無事に完了しました。
Debian を常用している人たちは backports を日々チェックしてるんですかね?それともワタシの知らない簡単なインストール方法があるのでしょうか。
この部分は Ubuntu ベースの方が楽チンでいいな、と思いました。