Linux Mint でフォントをキレイに表示させたい、という飽きなく欲求にハマっています。
まず試したのが FREETYPE_PROPERTIES の truetype:interpreter-version を変えてみる、というものです。
デフォルトは「40」という指定ですが、これを「35」や「38」に変えてみましたが、ワタシの場合は元の「40」が一番キレイに見えました。
次に試したのが fontconfig です。~/.config/fontconfig/fonts.conf というファイルを作成してカスタマイズができるというものです。
が、なんとなく「フォントの選択」という設定画面とカスタマイズできる項目に差がなさそうで断念しました。ただ、fc-match コマンドで応答されるデフォルトフォントが「Takao ゴシック」なのが気になったので、これを fonts.conf で変更してみました。
「既定のフォント」は OS のデフォルトフォントとは違うようです。
まずは変更前の「Takao ゴシック」の状態です。見慣れたいつもの感じです。
「Takao ゴシック」は行間は狭めでワタシ好みです。
OS デフォルトフォントを「Noto Sans CJK」に変更してみました。なんか行間が広がって違和感があります。
さらにお気に入りフォントである「IBM Plex Sans」に変更してみると、余計に行間が広がってしまいました。なんでぇぇ。
「端末」のフォント自体は「Noto Mono」を指定しているのですが、どうしてこういう動きになってしまうのでしょう?
というわけで、fonts.conf でのカスタマイズは元に戻してしまいました。
その後は「フォントの選択」を調整する、という方向になりました。「既定のフォント」が「IBM Plex Sans JP」だったのを「Ubuntu Regular」に変更しました。フォントサイズも「9」から「10」に変更しています。その他も Linux Mint のインストール直後になるべく近づけました。
日本語フォントだとフォントサイズが「10」以上でないとアンチエイリアスとかが効かないような感じです。
「既定のフォント」などを調整して落ち着きました。
最後は「VL Pゴシック」をインストールし、これを Firefox のフォントに指定しました。Windows の「メイリオ」に近い感じのフォントでしっくりきています。
このフォントは Linux Mint の標準のリポジトリに「fonts-vlgothic」というパッケージ名で入っているので簡単にインストールできます。
というわけで、なんとか Linux Mint でのフォント設定が落ち着いた気がしますが、いずれは 4K モニターでスケーリング 200% の HiDPI 環境を試してみたいところです。(「艦これ」がちゃんと動くか心配・・・)