ワタシが使っているスマートフォンは Android 9 なのですが、使っていない「Microsoft Swift キーボード」というアンインストールできないアプリの更新が頻繁にあり、なんとかしたいと思っていたものをようやく対処しました。
こうした標準操作ではアンインストールできないアプリは adb コマンドでアンインストールできるようです。
・「開発者向けオプション」で「USB デバッグ」を ON にする
・PC と USB ケーブルで接続する
・PC 側に adb コマンドを実行できる環境を用意する
ちなみに adb は「Android Debug Bridge」のことだそうです。
ワタシは Ubuntu をベースにした Linux Mint を使っているので、adb コマンドを実行する環境の準備が簡単でした。
apt install android-tools-adbあとはいつも通りに USB ケーブルで Android 端末を PC を接続するだけです。接続ができたら以下のコマンドで接続状況を確認します。
adb devices List of devices attached * daemon not running; starting now at tcp:5037 * daemon started successfully QV7082AF11 device
ここまで準備ができたらあとはアンインストールコマンドを発行するだけです。
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.touchtype.swiftkey
![]() |
アンインストールできた |
すると、こんな感じでアンインストール状態になりました。これで Swiftkey のアップデートが発生してもワタシの端末には表示されなくなりました。
Swiftkey 以外にも初期状態で端末にインストールされていて、標準操作ではアンインストールできないアプリがいくつかあります。パッケージ名が特定できればそれらも同じ手順でアンインストールが可能です。
adb shell pm list packages | grep -i facebook
例えば、こんな感じで Facebook アプリに関連するパッケージを検索することができ、どんどんアンインストールして行くことができます。
ただ、これはハマると深い趣味の世界に陥りそうな気配がしたので、ひとまずここら辺でやめておきました。