2021-09-28

Wi-Fi 中継機が故障?

 NEC の Aterm W1200EX という Wi-Fi 中継機を使っています。2017年 1月に購入したものですが、電源ランプは点灯しているものの中継機能が停止していることに気づきました。
(知らぬ間に電波の弱い親機側に接続していたようです)

とりえあずこんな時は中継機の再起動です。中継機の管理画面にアクセスできないため、コンセントから抜き取って少し時間を置いてから挿し直してみます。
(久しぶりに手で持ったためか、意外と熱いと思いました)

「お、ランプも点灯したし、ぶじ復旧かな?」

しかし、スマートフォンの Wi-Fi 一覧にはアクセスポイント名が登場しません。
(どっちに繋いでいるかを判別するために、親機と中継機のアクセスポイント名をわけてます)

再び中継機のランプを確認してみると、電源ランプは点灯していますが他のランプはすべて消灯しています。


こんな時はあれですね、中継機の初期化を試してみます。


初期化は簡単で、初期化用のボタンを細いもので押したままコンセントに挿し込んで電源を入れるだけです。その状態でしばらく待つとランプが赤く点灯して初期化の完了をお知らせしてくれます。

初期化後、今度は WPS で Wi-Fi 設定を組み込みます。ドキドキしながら中継機の再起動の様子を見守っていると、なんかさっきまでよりも調子が良くなった気がします。すべてのランプが点灯している時間が長いです。これは初期化で解消したか、と思ったのですが結果は残念でした。

これはもう買い替えるしかないのかと思い始めたのですが、最後の悪あがきということで、もう一度コンセントから抜き挿しして再起動させてみました。

やはり、最初はうまく再起動されてすべてのランプが点灯するのですが、少しするとまた電源ランプだけが点灯した状態になってしまいます。そのまま観察を続けてみると、またすべてのランプが点灯することを発見しました。でもまた、すぐに電源ランプを残して他のランプは消灯してしまいます。

これは中継機が再起動しているんだな、と思い「製品名」「勝手に再起動」あたりで検索するとタコ足配線などで電源が不安定な場合にも発生する、という事例を発見しました。

タコ足配線ではなく、壁のコンセントに直接挿し込んでいるのですが、このコンセントはコンセント自体がちょっとグラついているんですね。
(どうしてこうなったかはわかりませんが・・・)

ということで、グラついていない他のコンセントに挿し直してみたところ、見事に解決しました。

挿してすぐにダメだったら気付けるのですが、しばらく問題なく使えていたコンセントに問題があったのでなかなか「電源が不安定」にはたどり着けませんでしたが、こういう原因もあるのですね。

とりあえず、この中継機は故障しておらず、余計な出費も増えなかったので良かったです。