2021-08-21

Windows 上で BIOS アップデートしてみた(失敗した)

 いつもはダウンロードした BIOS イメージを USB メモリーに書き込み、そこから BIOS をアップデートしていたのですが、初めて Windows 上での BIOS アップデートに挑戦してみました。

ええ、単純に USB メモリーに書き込むのがちょっと面倒だと思ったから挑戦してみたのです。

GIGABYTE 製のマザーボードを使っているのですが、 Windows 上から BIOS をアップデートするためのユーティリティとして「@BIOS」というものが提供されています。これをインストールするためには親アプリである「APP Center」もインストールする必要があり、今回はこの 2つを新規にインストールしました。

@BIOS では BIOS イメージをサイトから直接ダウンロードする方式と、あらかじめダウンロードしておいてからアップデートする方式が選べたので、まずは直接ダウンロードする方式を選んでみましたが、残念ながらダウンロード自体に失敗したのですぐに作戦を変更し、自分で BIOS イメージをダウンロードしてからのアップデートを試しました。

今度は先に進むことができ、いよいよ BIOS アップデートの始まりです。USB メモリーで BIOS 画面(Q-Flash)からアップデートする方式に比べると時間がかかっている感じもしましたがじっと待ちます。BIOS アップデートってこの待ってる時間が緊張しますよね。

 

しかし、この @BIOS での BIOS アップデートが途中でエラーとなってしまいました!!

えええ、BIOS アップデートでエラーなんて初めてです。もうこの PC は次の再起動をかけると永遠に起動しなくなっちゃうんでしょうか・・・。

 

ちょっとビビりましたが、気を取り直してもう一度 @BIOS からアップデートを試してみましたが、同じような進捗率のあたりで再びエラーになってしまいました。

もう @BIOS はダメだと思い、勇気をだしていつもの Linux Mint を再起動してみました。Linux Mint は無事に起動してくれたので BIOS がアップデート途中で壊れたわけではないようです。

 

さて、Linux Mint が起動してしまえばいつも通りです。USB メモリーにダウンロード済みの BIOS イメージを書き込み、USB メモリーを挿したまま PC を再起動します。BIOS 画面を呼び出し、そこから Q-Flash メニューに移動します。

Q-Flash での BIOS アップデートはかなり緊張しましたが、正常に終了しました。

Linux Mint が起動したところで、USB メモリーに Linux Mint の ISO イメージを書き直しておくのが通常運用なのですが、これが面倒で Windows 上からアップデートできる @BIOS を試してみたわけだったのですが、もう @BIOS を使うことはないでしょう。


さて、無事に BIOS がアップデートされると(なのか以前からなのかはわかりませんが)、Ryzen 3 3100 でも ECO モードが選択できるようになっていることに気づきました。TDP 45W モードです。

ちょっと得した気分になったのでさっそく ECO モードに設定して運用しています。夏場は外気というか室温でだいぶ CPU 温度が変動するようで効果が見えづらいですが、常用しています。(この部屋、エアコンがないので暑いのですよ)