Canon の MG6530 というプリンターを使っていたのですが、突然に B200 というエラーで使えなくなってしまいました。
調べてみると、B200 というエラーは致命的なエラーのようで修理センター送りしか道が残されていないようでした。
MG6530 は 2013年に発売されたモデルなので、かれこれ 8年ほど使ったことになります。設置場所を変更するためにコンセントから外して移動し、再度電源を ON にしたところで B200 エラーとなりました。まあ、寿命だったのでしょうかね。
しかし、急ぎスキャナーを使いたい用事があったので新しい機種を買うことにしました。
本当はお手頃な値段の TS5330 にしようかと思ったのですが、どこも在庫切れとか入荷待ちでところによっては 10月なんてのもあり断念。今回は TS7430 というちょっとお高い機種にし、お金で時間を買いました。
TS7430 をあまり調べずに買ったのですが、MG6530 に比べると全体的にコンパクトになっていて良かったです。まだ印刷は試していませんが、目的であったスキャナーは無事に使えました。
さて、TS7430 が届くまでの間、最後の悪あがきとして MG6530 のインクヘッド洗浄に挑戦してみました。洗えることは前から知っていましたが、なんかハードルが高そうと敬遠していましたが、やってみると非常に簡単でした。
まずは電源が入っていない状態でインクタンクを取り外します。
続いて、赤線のあたりのレバーのようなものを手前に引き、ロックを解除します。すると、奥にあるインクヘッドがスルッと取り外せます。手が汚れるので注意です。
こちらは洗い始める前のインクヘッドです。思っていたよりも汚れてはいませんでした。
こちらは洗い終わったあとのインクヘッドです。本当は上にある端子部分をビニールテープで養生するなどして洗うべきだったようですが、このまま丸ごと洗ってしまいました。
夏の暑いこの時期にベランダで陰干しして 1日置いておき、翌日にワクワクしながら取り付けてみると再び B200 エラー。やはり端子部分を養生しなかったので失敗の原因のようです。
その後にさらに悪あがきで端子部分を「クレ 5-56」で磨いてみると、B200 エラーではなく「インクヘッドが取り付けられていません」というエラーに変わりました。
なんと、ちょっと改善?と思い、もう一度端子部分を磨いてみると今度は「この機種用のインクヘッドではありません」まで変化しました。
が、ここまでが限界でした・・・。
何年か経ってまた B200 エラーになったら、端子部分を養生したうえで洗浄してみたいと思います。というのと、やはり洗浄は最後の手段っぽいです。