エレコムの MS-P08USBWH を買ってみましたが、なかなか良かったです。
Linux Mint で Ryzen 3 2200G の内蔵 GPU を使って画面出力していたのですが、これを Radeon RX 570 に交代してみました。液晶ディスプレイとは HDMI で接続しているのですが、なぜか Radeon からだと音が出なくなってしまいました。スピーカーは液晶ディスプレイに内蔵のヘナチョコスピーカーです。
いろいろ調べてみると、どうも Ryzen 3 2200G などのいわゆる APU 系の問題のようで、デュアルブートで起動させた Windows 10 でも同様な症状でした。
音が出ないと音楽が聞けないので困ってしまいます。そこで、小さな外付けスピーカーを買うことにし、今回はエレコムの MS-P08USBWH にしてみました。
設置
設置後はこんな感じです。スピーカー自体は大人の握りこぶしくらいの大きさでした。液晶ディスプレイの台座の下にはもともと高さ調節のために本を置いていたのですが、その高さでピッタリと収まるくらいでした。
このスピーカーを選んだのは大きさが小さいこともありますが、USB ケーブル 1本を PC と接続するだけで音が出ることです。電源も音声信号も 1本の USB ケーブルだけで OK です。
音質
液晶ディスプレイのスピーカーに比べると高音がこもったように聞こえますが、今の音のほうが正確な音なのかもしれません。低音は液晶ディスプレイのスピーカーよりも断然よくなりました。ドラムやベースの音がよく聞こえます。
(追記)
はじめてエージングというものの効果を体験しました。2ヶ月ほど使い続けていたところ、突然に高音も出が良くなりました。完成形はスバラシイですよ。
(ここまで)
この液晶ディスプレイの内蔵スピーカーを使っていた時は、上から下に向けて設置されているからか?音量を上げると壁の向こうまでうるさくなってしまっていたのですが、このスピーカーだと正面の音量は上がるものの、壁の向こう側にはあまり音が漏れないようで良かったです。
事前に噂を聞いていたポップノイズはやはり出ました。PC をスリープ状態にしたり、シャットダウンした時にポップノイズが出ます。かなり大きなノイズ音なのかと心配していましたが、ワタシが予想していたよりかは小さかったです。ちょっとビックリする程度です。
総評
Linux Mint 20 でも問題なく使えたし、値段も 1,800円くらいで買えるものなので、もう少し早く買っておけば良かったと思いました。
液晶ディスプレイの内蔵スピーカーで音楽を聴いている人は試してみてはいかがでしょうか?