2020-07-01

Linux Mint 20 をインストールした

先日公開された Linux Mint 20 をインストールしました。いつもはアップグレードするのですが、たまたま時間があったので新規インストールしてみました。
/home を別パーティションに置いているので、Linux Mint の新規インストールは非常に簡単です。前の設定もそのまま残るので、アップグレードよりも新規インストールの方が速いかもしれません。


インストール直後は Linux Kernel は 5.4.0-26、Mesa は20.0.4、X.org は 1.20.8 という状況でした。

Flatpak は 1.6.3、ibus は 1.5.22 と新しくなっています。Flatpak 版の LibreOffice でもインストール直後の状態で日本語入力できちゃいます。

LibreOffice は 6.4.3 がインストールされていましたが、ワタシは Flatpak 版もインストールしていたためそちらは 6.4.4 でした。(8月には Vulkan を活用した 7.0 がリリースされる予定ですね)

deb 版の LibreOffice はあとで削除しようと思います。


せっかくのタイミングなので OpenCL 環境を ROCm 3.5.1 で構築してみようとしたのですが、インストールはエラーにならなかったものの、rocminfo でエラーが発生してしまいました。まだ公式には Ubuntu 20.04 をサポートしていないため、時期尚早のようです。

あきらめて AMDGPU-PRO の OpenCL を変則インストールしようとしたのですが、なんと 6月に Ubuntu 20.04 に対応したバージョンがリリースされていたので、こちらを利用しました。

以下のインストールコマンドで OpenCL コンポーネントだけをインストールできます。

amdgpu-pro-install --compute


あとは mesa-va-drivers、mesa-vdpau-drivers、mesa-vulkan-drivers あたりをいつもは手動でインストールしていたのですが、Linux Mint 20 ではすでにインストール済みの状態でした。

ひとつ残念なのが、愛用していた Twitter クライアントである GFeedLine がインストールできなくなってしまったことです。このアプリケーションはしばらくメンテナンスが止まっているので、いずれこういう日が訪れるのではないかと恐れていたのですが、ついにその日がやって来てしまいまいた。

とりあえず Flatpak 版の Cawbird をインストールしてみたのですが、どうもシステムログに取得した HTML?を垂れ流しているようなのでちょっと起動を止めています。

どうしたもんでしょうかねぇ。