2019-07-09

(Linux)Ryzenが安定しないので試してみた

AMD Ryzen 3 2200GをLinux Mint 19.1で使用しています。

Linux Mint 19.1がリリースされたばかりのころはLinux Kernelだったり、Mesaだったり、linux-firmwareのバージョンが低かったためUkuuなどを利用してコンポーネントの最新化をしなければRyzen 3 2200Gを動かすことができませんでしたが、最近のパッチレベルではそうしてカスタマイズをしなくても動かすことができるようになってきています。

ということも踏まえて、一度Linux Mint 19.1を再インストールし直して使用していたのですが、週に一度くらいの頻度で画面だけがハングアップするという事象に遭遇しています。

journalctlコマンドでログを確認してみると、以下のようなエラーメッセージが記録されていました。(記録されていないこともあります)

kernel: [drm:amdgpu_job_timedout [amdgpu]] *ERROR* ring sdma0 timeout, signaled seq=989637, emitted seq=989640
kernel: [drm:amdgpu_job_timedout [amdgpu]] *ERROR* Process information: process  pid 0 thread  pid 0
kernel: [drm] GPU recovery disabled.

キーワードとして「amdgpu」「sdma0 timeout」「GPU recovery disabled」で調べてみるといくつか解決策がヒットするのですが「Linux Kernelを4.14にダウングレードする」というものがあり、さすがにこれは適用できないな、と思いました。

もう一つは「とにかく最新のlinux-firmwareをインストールしろ」というもので、確かにLinux Mint 19.1を再インストールする前は1.175というCosmic Cuttlefish用のlinux-firmwareをインストールしていて、この時はハングすることなく安定稼働していたように思えます。

ということで、1.178.2というDisco Dingo用のlinux-firmwareを手動インストールして様子を見ているところです。