2018-02-28

ダイソンの吸引力を復活させた

わが家のダイソンは2009年のDC26というモデルです。けっこう長く使ってますが、最近掃除機の電源をONすると悪臭が漂うようになり、クリアビンとかサイクロンという部品にこびり付いたホコリ?を一生懸命に擦り落としてだいぶ改善したところでした。(サイクロンという部品は水洗いしてはいけないとのことですが、思いっきりキレイにするために洗ってみたい・・・)

ところが、今度はどうも吸引力が以前に比べて弱いことに気づきました。 ヘッドを取り付けた状態でも、細いノズルに付け替えた時でもどちらでも弱いのです。

これはあれかと思って、左のホイールの中に隠れているフィルターを外して洗ってみたものの、あまり改善は見られませんでした。この丸いフィルター、だいぶ昔にたまに洗ってあげないといけないことに気づき、ちょくちょく洗うようにしています。

サイクロンの中に何か詰まっているのではないかと思っていたのですが、もう一つ怪しいところはホースです。裏返してコインを使えばパカッと開くのですが、そこからどうやってホースの根元を外すのかわかりませんでした。

ホースの根元の部分にはネジがあるのですが、これがまた変わった形のネジでどうやらトルクスネジというものらしいです。トルクスドライバーを買ってこなければホースの根元は取り外せなさそうだと諦めかけていたところ、もう一度ダイソンのサポートページで吸い込みが悪い時の対処方法を確認してみました。

すると前にも見たはずの確認ポイントに「ホースの外し方」なるページがありました。そこを見てみると、なんとトルクスドライバーなんて必要なく取り外せるようです!!



これを見ると単純にスライドさせるだけで外れるとのこと・・・・・。まさか・・・・。外れましたよぉぉ・・・・。


 こちらがホースが外れた状態のダイソンDC26です。


こちらはちょっと汚い画像ですが、取り外したホースの根元です。こんなにもゴミが詰まっていたのですね。それは吸い込み具合が悪いわけです。



こちらが今回の犯人、エレキギターの弦です。

外したホースの根元に指を突っ込んでゴミを取り除いてみたのですが、ゴミの塊がなかなか取れず、何やら金属の針金っぽい物が指に当たるのがわかりました。力任せに引っ張ると指をケガしそうな予感がしたのでラジオペンチを使って取り出してみると、出てきたのはなんとエレキギターの弦でした。この太さは6弦ですね。誰だ、こんなのを落としておいたヤツは。誰だ、こんなのを吸い込んじゃったヤツは。(自分のような気もする・・・・)

このギターの弦の切れ端を取り出したところ、ホースの根元からゴソッとゴミを取り除くことができ、元の形にダイソンDC26を組み立て直したところ、以前のように爆音とともに豪快にゴミを吸ってくれるようになりました。

いやぁ、もう少しでダイソンのサポートセンターに連絡して、修理を依頼しちゃうところでした。なんでも18,000円くらいでトコトン修理(ほとんどが部品交換らしい)してくれるらしいです。
このまま使い続けるなら18,000円払って延命しようかと諦めかけていたところに解決できて、非常にスッキリしました。