「 モバイル Suica に定期券だなんて、携帯電話が壊れたらどうするの?」と心配していたはずなんですが、重い腰を上げてカード型の Suica 定期券をモバイル Suica の定期券に移行しました。
ワタシ、Suica 定期券をワイシャツの胸ポケットに入れておく人で、年に何回かワイシャツごと洗濯機に投入してしまうことがあります。(意外とカードは丈夫で壊れたことはないです)
ついでに胸ポケットには携帯電話も入っており邪魔と言えば邪魔な状態でした。
携帯電話はいつも持ち歩いているのに、電車に乗るときだけ Suica 定期券のカードを追加で持ち歩くのって微妙、と最近おもうようになってきました。
まもなく定期券の更新のタイミングということもあり、突然にモバイル Suica の定期券に移行しようと思い立ちました。
調べてみると、携帯電話にまだモバイル Suica アプリを設定していない場合はカード型の定期券から簡単に移行できるようですが、すでにモバイル Suica を設定している場合はカード型の定期券を払い戻しするしかないようです。(これが腰を重くしている原因です)
意を決して「みどりの窓口」に行ってみると予想外に手続きに時間がかかりました。担当のお姉さんが慣れていなかったのか、はたまた特殊なケースなのかはわかりません。
(損をしないように工夫してくれる親切なお姉さんではありました)
・カード型の定期券の払い戻しは 1ヶ月単位
・この場でモバイル Suica の定期券を購入した画面を見せてくれれば 10日単位の払い戻しができる
・カード型の定期券を購入した時のクレジットカードに払い戻しされるので、その当時のクレジットカードが必要
・Suica チャージ金額の残高は現金で払い戻すが、220円の手数料が差し引かれる(これは事前に調査済み)
ということで、クレジットカードの用意とか払い戻しの日程など、思い立った時に「みどりの窓口」へ突撃するよりはだいぶ作戦を練ってから突撃した方が良さそうです。
さて、無事にカード型の定期券の払い戻しが終わり、予想していなかった「みどりの窓口」でモバイル Suica アプリを起動して定期券を購入するというイベントをこなしたところで当日は終了しました。
翌朝、 恐る恐る自動改札機に携帯電話をタッチすると、改札を通ることはできましたが機械の画面にはモバイル Suica の残高が表示されました。「これは定期券で入場できたのか?」と心配になりました。
あと、心配と言えば自動改札機にタッチする時はモバイル Suica アプリを起動しておかないといけないのか、起動しなくてもいいのかがわかりませんでした。(起動せずにタッチしてみましたが)
職場近くの駅に到着し再び自動改札機に携帯電話をタッチすると、モバイル Suica の残高が再び表示されましたが残高自体は減っていなかったので定期券が使われたようです。
モバイル Suica 定期券での初通勤は大成功でした。
最初は自動改札機に接触するほど携帯電話を近づけていましたが、どうも 2cm くらい離れた状態でもちゃんと認識してくれるようです。
というわけで、間違って洗濯しがちなカード型の定期券がなくなり、非常にスマートな通勤ができるようになりました。なんでもっと早くに移行しなかったんだと、ちょっと悔やまれます。