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2019-05-07

粉瘤の摘出手術をしてきた

「粉瘤」は皮膚の病気で「ふんりゅう」と読みます。



ニキビのキングスライム版と言えばイメージが湧きやすいでしょうか。だいぶ昔から背中に存在していたのですが、当時は粉瘤というものであることがわからず、痛みもなかったのであまり気にしていませんでした。

しかし、昨年の11月頃から下着の背中部分に血が付着するようになっておかしいと思い始めました。調べてみると粉瘤のように思え、重い腰を上げて皮膚科に行ったところ、想定通りに粉瘤と診断されました。腰が重かったのは根本治療が皮膚を切って粉瘤の根元を摘出する手術だったからです。

しかし、意を決して皮膚科へ行って粉瘤と診断されてそのまま手術を受けるつもりだったのですが、その皮膚科では手術ができず別な外科に行かねばならない、というのが2018年11月のことでした。

その後に外科へ行ったものの、ちょっと傷が荒れているのでもう少し傷が収まってから手術しましょう、というのが2019年2月のことです。

血が出て下着が汚れて困るので大きめの絆創膏を貼っていたのですが、これが返って皮膚が荒れる原因だったということです。


そして2019年4月、ついに手術の日がやってきました。


手術自体は30分もかかりませんでした。最初に麻酔を射つのですが少々チクチクする程度でした。複数回射ったと思うのですが、あっという間に麻酔が効いたのかどんどんとチクチク感はなくなっていきました。てっきり麻酔を射ってからしばらく時間を置いてから摘出なのかと思っていたのですが、あっという間に摘出に移っていきましたね。

摘出自体はよくわかりませんでした。その後は縫合してもらったのですが、縫合の方がだいぶ時間がかかった感じで、さらにこちらの方がちょっとチクチク感とか引っ張られる感がありました。時間も長く感じました。

手術が終わったあとに抗生物質と痛み止めをもらいました。どちらも飲み薬でした。抗生物質は食後に必ず飲んでくださいと言われたのでちゃんと飲みました。痛み止めは結果として飲みませんでした。

どちらかというと、手術が終わったあとの方が痛かったです。麻酔が切れたのと手術したのが背中なので、背中を丸めたりと姿勢が悪いと皮膚が糸に引っ張られるのかちょっとチクチク感があります。

当然、手術の当日は入浴禁止なので、手術前に最後の?入浴を済ませておきました。翌日も消毒のために通院が必要で、さらに1週間から10日後くらいに抜糸する、という流れです。

翌日は消毒のために通院しなければなりません。また、抜糸までの間も毎日消毒が必要とのことでした。


動きづらい1週間が過ぎ、ようやく抜糸の日を迎えました。抜糸はちょうどゴールデンウィーク初日の4月27日(土)でした。抜糸の前日あたりは早く邪魔な糸を取ってもらいたい、という気持ちになっていました。

 いざ、病院へ着くとだいぶ緊張してきました。抜糸って麻酔あり?なし?けっこう時間かかるの?と心の中ではビクビクしながら待っていましたが、1分ほどで終わった感じです。

摘出手術の時は手術台の上でしたが、抜糸の時は診察室の丸いイスの上でお医者さんに背中を見せたままでした。糸を切っているのはわかりましたが、同時に糸も抜けていたようです。抜糸が終わるとお医者さんが「これで治療は完了です」 と笑顔で言ってくれたのが印象的でした。私は緊張しまくってて愛想よく返事できませんでした。ごめんなさい。

さて、現在は生命保険会社に給付金請求の準備をしているところです。担当営業の方と会話しているとどうも私の契約している保険商品では給付金が出るかどうかが微妙だそうです。その後に発売された商品では確実に給付金が出るそうなのですが・・・・・。



最後に、かかった費用をザックリと記録しておこうと思います。実際にはこの他にも何度か通院しているのでもう少しかかっています。

(手術当日)
・手術 4,000円
・薬 1,000円

(手術翌日)
・消毒 400円

(1週間後の抜糸)
・抜糸 400円
・診断書の発行 2,500円